【ノロ対策?】冬の衛生管理と酸性電解水
こんにちは!
NSK近藤です!
今年は毎日寒い日が続きますね!
冬に気温の低い日が続くと、体が温まるご飯が恋しくなります。
おでん、ラーメン、おなべ、あったかスープ…
しかし!
冬の食事には注意が必要なことが…!
そう
ノロウイルスです…
冬になるとノロ対策に頭を悩ませている方も多いかと思います。
今回はノロの衛生管理、予防方法などについて調べたいと思います!
ノロウイルスの特徴
ノロウイルスには流行期があり、11月~5月には特に注意が必要です。
流行期には飛沫感染に注意が必要な他、不特定多数の人が手を触れる場所や物には
ウイルスが付着している可能性があり、そのウイルスがついた手で調理をすれば食中毒に
手づかみで何かを食べれば自分が感染してしまいます。
ノロウイルスはわずかな汚染(10~100個のウイルス量)で感染成立するのが特徴で
汚染された貝を生で食べた場合や、ノロウイルス患者の吐しゃ物等を介しての二次感染、
感染した食品取扱者を介しての感染と、感染経路が多岐にわたります。
また、ノロウイルスは感染していても症状がでない不顕性感染もあり
知らないうちにウイルス汚染が広がっている可能性があります。
裏を返せば知らない間に感染リスクが高くなっているかも…?
知らず知らずのうちに周りにうつすのもうつされるのも嫌ですよね。
しかもノロウイルスはアルコール(エタノール)や逆性石鹸では不活化できません。
ノロの対策としては塩素系の消毒剤での衛生管理が必要になります。
それではノロウイルス予防は具体的にどのように対策すればよいのでしょうか。
ノロウイルスの予防
ノロの具体的な予防方法は?
ノロウイルスから身を守るには、まずは加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する事。
二次感染の予防としての衛生管理、やはり基本は手洗いです。
牡蠣からの感染が主体という従来の状況とは異なり
二次感染など人の手を介して広がっていくことが多い事から、
厚生労働省ではノロウイルスの対策として手洗いうがいを励行しています。
石鹸やアルコール自体にはノロを直接失活化する効果はありませんが
手の汚れを落とすことでウイルスが剝がれやすくなります。
直接的な対策としてはノロには塩素系の消毒剤等が効果的です。
その中でも酸性電解水(次亜塩素酸水)は手荒れしづらく安全で、
二次感染の予防として室内環境や調理器具の除菌などにも利用しやすいですよ。
※吐しゃ物等の処理には高濃度の次亜塩素酸ナトリウムを用いてください。この処理に酸性電解水(次亜塩素酸水)を用いるのは危険です。
事故(吐瀉物など)の処理時には高濃度の医薬品が必要になりますが
普段の衛生管理には高濃度処理は必要ありませんよね。
作業者のリスクなどを考えると人と環境にやさしい酸性電解水が最適です。
ノロウイルスの予防 まとめ
対策の難しいノロですが、予防するには
①加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する。
②ウイルス汚染を広げない。塩素系消毒でしっかり衛生管理。
の2点が重要です。
基本的な衛生管理と、外食などする際のお店選びが重要になりますね。
「電解水には興味あるけどよくわからない…」
こんな不安が少なくなるといいなと思ってこれからも情報提供していきたいと思います。
ご不明点などあればお問い合わせくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。